創作土偶女子十二楽坊2010/07/09 08:56

7月に入って蒸し暑いけど、仕事の合間に創作土偶「女子十二楽坊」の製作に入った。朝早く起きてまずはコーヒーをいれて、目を覚ます。そして涼しいうちに土偶の製作を2時間程度行うのが最近の日課になっている。
女子十二楽坊

女子十二楽坊



深鉢形土器の作陶完成2010/07/04 11:03

先週やっと深鉢形土器の作陶が終わり、ただいま乾燥中にはいりました。今週はクラブで製作している女子十二楽坊の製作に入る予定です。
クラブでは11体の作陶が済んでいるので最後の一体を私が作ることになってしまった、気がつけば全員の手伝いをしているうちに私の分だけが完成していなかったからです。



深鉢形土器


深鉢形土器2010/06/20 18:39

深鉢形土器
仮面土偶の製作が終わり、乾燥に入ったので今度は深鉢形土器のレプリカを製作し始めました。文様が複雑というか製作者じゃないと分からないところが多く何回もスケッチをしてからパターンを理解しようと始めたのですが、やはり完全なレプリカは作れないとあきらめ自分なり解釈で作り始めました。

仮面土偶製作日誌042010/05/09 16:34

仮面土偶の製作を開始したのが4月13日今日で約一ヶ月
現在は手作りの室で乾燥中です。
文様は凸ライン部が磨消縄文で、細い線が沈線です。この組み合わせで、女性のシンボル的な
お腹や性器部がデザインされているのですが、線の終点があいまいなところがあったりと難解で
した。本物を近くにおいて製作しているわけではないので、多少実際と違ったところがあるのはし
ょうがないか!
だけど、デフォルメしてるにしても縄文人の想像力には到底及ばないことが、改めて解った。

 これから、本焼きするのだけど、野焼きは出来ないのでさや鉢に薪などを入れて電気窯で焼成
する予定です。
仮面土偶004.jpg
裏面の写真
仮面土偶005.jpg
側面の写真
仮面土偶006.jpg

お腹の部分
仮面土偶001.jpg
腰から股の部分
仮面土偶003jpg

仮面土偶製作日誌032010/04/30 08:18

仮面土偶を作り初めてから今日で19日目
前回アップした写真の追加で頭の部分です。
化面土偶(頭部)
ここまで紐作りで粘土を積み上げてきました。途中で何回か膨らみや凹みの修正を繰り返すものだから、乾燥しすぎないようにスプレーで水を供給しながら細工しやすい硬さに保つのが一苦労でした。


仮面土偶製作その32010/04/29 22:28

仮面
仮面土偶の製作を始めてから17日目になります。製作スピードは
遅い方ですけど、仕事の合間に時間を作って製作するのは、粘土
の乾燥状態と一致しているような気がします。
下(足)の部分から粘土を紐作りで積み上げ、強度が出るようにある
程度乾かしながら、更に粘土をかさねていくには乾燥時間をとらない
といけないので、その時に仕事をする。

一番苦労したのは腕の部分でした。重力で腕が下がってくるので
思うようなカタチに仕上げるには、ちょっとした工夫がひつようです。
今回は竹串をさして固定しながら固め安定させました。

写真は、全部空洞であることをみせる為に花瓶のように花(麦)を
さしてあります。

仮面土偶製作その22010/04/23 11:40

仮面
仮面土偶製作その2
 ようやく、ここまできました。仕事の合間に製作しているも
のだから、中々進まない。でもこのペースが私には都合が
よいのかもしれない。
 一気にに進めようとするとカタチが変形してしまい、思うよ
うなカタチにならないから焦って更に変形して最後は作り直
しに追い込まれる。
 
 つくづく粘土は不思議な性格を持っていることに気づく。水
分がおおければ泥漿にして型に流し込めるし、ある程度硬さ
があれば自由なカタチに作り上げられる。更に固めれば、木
彫のようなテクスチャーになるし、水分量で如何様にもなる。
 
 焼けば石になるし、釉薬を掛けて焼けばガラスのようになる
し、まだまだ新しい可能性がありそうだけどね。

国宝土偶展2010/01/22 22:35

国宝土偶展
国立博物館で開催されている国宝土偶展をみて来た。金曜日の午後の時間にも関わらず、大勢の人でごった返していたのには少し驚き!それに土偶が国宝だなんて知らなかったし、以前から埴輪のレプリカを創っていたけど、埴輪と思っていたものが土偶だったりして、埴輪と土偶の違いは明確ではないらしいけど、今回の土偶展示は縄文時代に絞っていた。
弥生時代に多く作られた人型埴輪は土偶と区別される。
土偶の出土地域は割りと限られているらしく、関東周辺と東北地方に北海道の一部から多く出土されている。
埴輪は全国から出土していることや、大陸文化の影響を受けている。なにより土偶のモデルは全て女性であり妊娠している姿らしいことから祭祀具として作られたとの説が有力。
それにしても本物のディテールの素晴らしさ、や大胆な造形、には改めて驚く。どんなに綺麗な写真でも微妙な凹凸感や土の味わいなどが分らない、本物は当たり前だが三次元でみることができて大きさからくる印象の違いなど当時どんな人がどんな思いで作ったのか想像するだけで楽しくなった。
私のHPは埴輪工房としていたけれど、新土偶工房と改めようかな。より自然の法則に委ねた縄文人の精神世界に、現代の失われたものをみられるような気がして。

響き2009/02/18 11:58

響き
途中でやる気がなくなり製作をストップしていた創作埴輪「響き」、パソコンの中の写真をなにげなく眺めていたら以外とイイかな?

そうだ!せめてブログでも載せてあげよう!

今年の目標は、太極拳で24式をおぼえること、女子十二樂坊の創作埴輪を作ること。2月に入り決めました。

今年最後の倶楽部活動2008/12/15 09:38

来年の干支
粘土遊び「いちりん」を始めてから5年になりメンバーは
12名ほどで毎月2回(第二第四の土曜日開催)ですが今
のところ一人の退会者を出さずにやってこられました。

最初は埴輪を野焼きで行いたくて倶楽部を立ち上げた
のですが、何故かこちらの思惑通りには行かず、女性が
多いからなのか、お皿やお茶碗を作りたいと5年間も埴輪
には感心を寄せてくれませんでした。ところが今回来年の
干支を(土鈴)を作ったことで、どうやら生活雑器以外に目
を向けてくれそうな気配が出てきました。

この土鈴は最初に鈴の中に入る玉を粘土で作りその周り
を新聞紙で包み(空洞部分)ゴルフボールより一回りぐらい
大きいサイズにしてまるめ、その上に饅頭をつくる要領で
粘土を包み、粘土の肉厚が一定なってから牛の形に整え
ます。
そうして見本を私が作りながら全員同じ工程で作業して同
じものになるはずが、水牛やバッハローどう見ても豚さんや
ねずみに見えて、皆で大笑いしながら楽しい締めくくりにな
りました。
そこで間髪いれずに来年の始めに踊る埴輪を作りましょう!
と提案すると全員一致でやろう!やろう!と私の思惑には
まりつつお開きとなりました。