人間国宝 山本晃追悼展 ― 2026/01/25 15:44


その頃から手先が器用で自分のデザインしたスケッチをもとに
昭和63年 日本伝統工原展奨励賞受賞
平成5年 日本金工展・審査委員(以後3回)
平成6年 日本伝統工芸展審査委員(以後3回)
光駅前モニュメント「輝翔の詩」制作
平成25年 日本伝統展奨励賞受賞
重要無形文化財「彫金」保持者認定
中国文化賞受賞
光市ふるさと栄誉市長賞授与
平成28年 旭日小綬章受章
平成30年 彫金のわざと美「山本晃の詩想と造形」展開催




2026年丙午 ― 2025/12/30 15:17
新年明けましておめでとうございます。
心静かに先を見つめ刹那のごとき過ぎ去った軌跡を糧に
只歩む日々を過ごしている
あまりにも早く過ぎ去る時間の濁流の中に身を置いている。
昨日という日は瞬き(まばたき)の間に過去となり、手に残るのは確かな手応えよりも、どこか淡い「軌跡」の記憶,
その「刹那のごとき過ぎ去った軌跡」こそが、今の自分を支えている。
唯一無二の糧となり、喜びも、あるいは人知れず流した涙も、すべては今の自分を形作る地層となり、静かな強さへと
昇華されるのかと思う。
心静かに先を見つめる
「先を見つめる」ということは、決して焦燥に駆られることではなく、凪いだ海のような心境で、遠くの地平線をただ
見つめる。
そこには、期待も不安も超えた、純粋な「存在」としての意志がある。
慌ただしい世の喧騒から一歩身を引き、自らの内側に静寂の場所を持つこと、その静けさの中でこそ、次に踏み出すべ
き一歩の重みが正しく理解できると思うのです。
只歩む日々
特別なドラマを求めるのではなく、ただ今日という日を丁寧に歩む、その繰り返しの中に、真の豊かさが宿り、足跡を愛
でる: 自分が通ってきた道を否定せず、そのすべてを肯定することで今に安らぐ: 過去への執着と未来への不安を手放し、
呼吸の深さに集中し淡々と進む: 感情の起伏に左右されず、自らの定めた道を一歩ず歩みたい。
年齢差による感覚的時間 ― 2022/11/16 13:56
年齢と共に時間の経過が早く感じると言う人が多い、若いときは時間の経過がゆっくりと進み、年を重ねるとともに一年があっというまに過ぎていき一年前の出来事も昨日のように感じていくから実際に昨日起こった出来事などすぐに忘れ去り過去の出来事と混同してしまう。
流行もそうだ、最近若い世代が古着をきているのをみて、昔はやったものを箪笥から引っ張りだしてもなんとなく違うと感じたものです。それもクロスロイド曲線で説明できそうなのです。ではクロソイド曲線とは簡単に説明するると渦巻き曲線で中心から離れるにしたがいR(半径)が大きくなる。難しい定義はGoogleなどで調べてください。


重なって見えていたことが、実はどんどん遠くに離れていってるようです。
翼のないエンジェル ― 2022/10/03 18:07
必死に両手をバタバタと激しく上下に動かすが、一向に上昇していかない。
何故かそんな夢を見ることが多いのだ。
気分の良い夢の時には左手がピーンと前に伸びそしてひと漕ぎするとスーと前に進みやがて空中に浮かんでいく。
なんて気持ちいいのだ。下をみるとどんどん上昇していくのがハッキリと分る。
そして上空から地上を眺める気持ち良さは快感だどんどん高く前に進んでいく、右に45度旋回しながらさらに上昇だ、手をこがなくともずんずん進んで雲の上までに達する。
ここは別世界なのだ。
地上の人間の棲む世界じゃない僕だけの体験できる羽を得たのだ。
何故そんな夢をいまだに見るのだろう、おそらく子供のとき近所に住む疎外された家がありそこの子供(同じ年頃)が時々私に近づき、こんな話をする。
僕の家には不思議な箱があり、それを開けると小さな翼がはいっていてそれ
を付けると空を飛べるんだ!と言っていた。
私は本気でその子に今度絶対にみせて欲しいと頼んだ。だけどいつも、いつも、
今度ね!と断られる。
何度も々そのことが気になり、毎回出会うたびにその話をするのだが、いつも同じ
答えなのだ。だから私は夜になるとその子が空らを飛んでいる
姿を夢の中にみてしまうのだ。でもいつも一緒に遊んでいる仲間ではないの
だだから会える機会が少ない。だけどその箱に入っている翼がだんだん
ハッキリと自分の中に見えてきて、空に浮かんでいる姿を想像し、ますます、
その子に会いたくなり家の前までいくのだが、親が遊ばせてくれない。
子供心にも何か変だ。
思い切って親しい友達の親になぜかあの子と遊ばせてくれないのかを尋ねた。
するとあそこの家に近づいては駄目と!私は理解できぬまま暫くすぎてしまった。
やがて、その家族はどこかに引っ越してしましたのである。
残像 ― 2021/05/02 10:59
第四コーナーに入ったばかりだ。
顎を突き出し前のめりに倒れそうになる体を辛うじて足が僅かながら交互に出し合い前に進んでいる。
極端な酸欠状態に口を大きく開き空気を吸おうともがいているが一向に改善しない。ギブアップするより倒れこむまで進むしかないのか。
「原風景」
1-1「川」
大きくゆっくりと静かに流れていく、空にはひばりがピーピーとさえずり、穏やかな日差しが優しく顔を照らす。芝を刈り取ったあとに残る草の匂いはカサカサした心にクリームを塗ってくれたような気分にさせる。ここは街より少し小高いところを流れる川、坂東太郎の名で知られる利根川、そこが私の原風景。時々その支流である江戸川の土手に散歩に出掛けるのは心が落ち着くからで、原点に戻ったようになれるからである。
1-2「草魚が獲れた」
いつまでも、いつまでも、枯れることなく流れ続けているようにみえた川だけど、その年は何十年ぶりかの渇水のときだったのだろか。
親父は釣りが大好きな人で、一緒に何度も連れて行かれた記憶がある。だけど、ダボハゼ以外に釣り上げたのをみたことがないのも不思議な記憶だ。
投網も近所の名人に教わり始めたらしいけれど、こちらも雑魚しか獲れた記憶にない。後からお袋から聞いた話だけど、親父と一緒になったころは暇があると釣堀に出掛けていたらしい。東京の下町に育った親父は釣堀での釣りが得意らしかった。
その年は何かが違っていた、家に遊びに良くる親父の友達連中が興奮した様子で話している。だれ誰さんは、こーんな 大きいのを獲ったよ。えっ 釣ったんじゃないの? 違うよ!獲るんだよ。親父の顔がわずかに赤らんだ、明らかに興奮を抑えきれない様子である。それはそうだ、釣りでも投網でもいつも雑魚ばかりしか獲れない親父には二度と回ってこない幸運かもしれないのだ。
その話を近くで聞いていた私は頼まれた訳ではないけど、胸が高鳴りして、すぐに川に走っていった、子供の足では30分ぐらい掛かったような気がする。夢中だったので以外に近く感じた。そこで見た光景はいつもと違いっていた。川の流れは全くないのだ。利根川には水がなく、ところどころに水溜りがあるだけだ、その周りには多くに人が集まっていて、何人かが水溜りに入って、大きなフォークなようなものを振りまわしている。魚を獲っている風景とは思えない。恐る恐る大人たちのそばまでいくと今まで見たことのない大きな魚が転がっているではないか、その大きさはマグロ並みで魚とは思えない。
魚を獲っている人の頭には炭鉱夫みたいな懐中電灯を頭につけている。これから暗くなったときの用意だ、その道具類は全てピカピカしいて家の親父が持っているようなものではないのだ。水溜りの中では大きな魚が水面から飛び跳ねている。それを農耕用フォークでめった刺して獲っているのだ。そんな光景を一刻も早く親父伝えなければと走って家に帰り、その光景を息を切らしながら伝えると、すでに情報は伝わっていて、その人達は町の有力者で後の県会議員になる人物だったのである。その息子は後に国会議員にまでなるが汚職で逮捕されてしまう。
あんなに魚釣りが好きな親父は何故かその魚獲りにはあまり乗り気ではなかった。理由はいまだにわからない。魚は草魚といって食べても美味しくないらしいけど。子供の私にとってはとても残念な気がしてたまらかったのである。
1-3「上空から差し伸べられた手」
いまだにその光景はハッキリと覚えている。キラキラゆらゆらと上空がゆれている幾つにも重なるリング大きくなったり小さくなったりするのがわかる。息が苦しい、とても苦しい、口からは泡がぶくぶくと上に上昇していく、そのそばに小さな手が見えている僕の手だ空に向かって目いっぱい伸ばしてしているけど届かない。もー駄目だ意識が薄らいでいく。そのとき、大きな両手が上から伸びてきた。下から伸びる小さな両手をつかんだ、スッーと身体が浮かんだ。苦しくなくなくなった。水中から引き上げられたのである。怖かった!本当に怖かった!そのときのことは両親には話さなかった。それだけ怖かったのである。それかたらは水の中には入れなかった。 当然泳ぎは苦手のまま大人になってしまった。そこは、渇水のときに出来る川の流れの途中にある水溜りだった。
1-4「お参り」
水神様、天神様、何の神様だったか知らなかったけど、母親に連れられてお参りに行ったときの事である。大勢のひとに囲まれていた記憶はある。
当然背が低いので人ごみというより人の壁である。必死に逸れないように母親の手をしっかり握っていた記憶もハッキリと覚えている。少しずつ前に進む、やがて母親はお賽銭をガマグチから出し投げ入れる準備をしている。小銭を探すのに苦労したらしくお札は邪魔になるからと私に渡したのだ。運が悪いのか良いのか、やがて最前列まで来ると母親はお賽銭箱にお金を投げ入れた。当然私も手に持っているお札を上手く投げ入れたのである。
やがて、人ごみから離れて屋台で何かを買って帰る手はずになっているのだが、お金が無い!母親は私に預けたはずのお札を要求したが手遅れである。そのお札はお賽銭箱に投げ入れたのだから。
それか?川で溺れそうになった時、手を差し伸べてくれた人がいたのは偶然ではなかったかも知れない。水神様だったのか。
2021年 謹賀新年 ― 2021/01/02 18:51
本年もよろしくお願いいたします。
居合道審査 ― 2017/03/06 15:17
愛犬ブレその2 ― 2014/06/02 18:44

年老いたブレも私の問いに素直に答えここ数年間占領し続けている6脚あるうちの1脚
の椅子から飛び降りてくる。
というような態度でくる。(右隅の椅子がブレ専用)

こっちも負けていられないから力ずくで引きずり下ろす。すると渋々とテーブルの下に座り込
ブレ専用の椅子となって、お客さんがきても譲らないものだから、完全にブレのものである。
我が家に来てくれる人達は皆犬が好きなので結構優しく接してくれるから、ブレも益々調子にのり態度が大きくなる。それには訳があるのです。知った人が来るとどうやって察しるのか分からないけれど、しっぽを振りながら凄い勢いで玄関までダッシュする。さらにお尻のあたりをクンクンとやり始める。自分の友達が来たと勘違いしているようだ。

そういえば数か月前から時々発作を起こしていたらしい。家内が話をしていたのを思い出ししばらく様子を見ていると目は開いているし、耳も立っている。
舌が出てしまった訳ではないし、直ぐには死なないだろうと思い、家に抱いて帰ろうと考えたけれど上手く抱けない、呆然とと立っていると、ブレの知り合いのおじさんが通りかった。
すぐに、ブレの見守りをお願いして家に戻り寝ている家内を起こし、段ボール箱とショッピングカートを両脇に抱え現場に戻ると立ち上がることは出来ないが前脚は少しピンとしていた。
だけど段ボールに乗せることできない、色々考えている時に家内がバスタオルを持って駆けてきた。
家に戻ったブレは暫くしていつものように行動しはじめた。
展示会のお知らせ ― 2013/10/11 12:05

そんな仲間のために決して奇麗とは言えない我が家を開放して展示会を開くことになりました。お近くでご興味のある方は是非ご覧ください。一同ハラハラしながらお待ちしております。
追記
私の奥さんとその仲間が趣味で始めた手織物、もともと奥さんは洋服のデザイナーとして働いていたので、型紙の製図などが得意なので洋服まで作ってしまったようです。
連絡先 埼玉県春日部市大沼2丁目57-5 工房464 ko-bo464@art.email.ne.jp
愛犬ブレ ― 2013/03/06 17:25
第一章
1998年5月13日に駅前で子犬を貰う
世の中が実体の無い景気に浮かれているバブル真っ盛りだったようなきがする。ビンラディンが率いるテロ組織がニューク世界貿易センタービルに民間機で自爆攻撃する3年前だ。ほろ酔い気分でいつものように、駅から自宅に歩いて向かい始めた。歩き始めて直ぐに道端に立つ女性たちからの熱い視線と呼び声が入ってくる。ここは県北部に歓楽街を有している街なのだ。


突然路上で呼びかけられた、それも進行をさえぎるかたちで、しかも素人風の20代の女性からだ、「あの~犬をかってくれませんか?」少し酔っているし、直ぐには何のことか判断できない、だから、咄嗟にお金持っていなし買えないよと返事を返した。
当時、今もそうかもしれないが、子犬一匹20~50万円はする時代だ。しかも、3年前には可愛がっていたポメラニアンが亡くなっていて、家内は二度と犬は飼わないと公言していたのを知っている。先を急いでいるふりをして振り切ろうとしたけれど、悲しそうな目つきで、違います!!貰って欲しいのです!と懇願する。
え!貰って欲しいって言っても何も見当たらない。するとその子が指し示した先をみると大きなダンボールの中になにやらうごめいている。艶々した黒い塊りが3個震えている。更に茶色い毛玉が3個うごめいている。恐る恐るダンボールに近づくにつれ僅かな体温が顔に感じられる。手でそっと触れると生暖かい湿った体温が伝わってくる。だめだ!頭の中に家内の顔が浮かび、その先に進めてくれない。それでも小さな暖かく湿った物体は私の手を舐め始める。咄嗟に一個の物体を抱きあげてしまった。両手に乗せると、すべての体重を委ねてくる。小さく震えて私の本能に訴えかけてきた。自然に言葉を出していた。一匹、貰うかな?
えっ!突然回りの音が消えた!静まり返ったこの空気はなんだ。何かマヅイことでも言ったかな?すると頭の上の方から、え~ホント! 同時にカンカンカンカンと鉄板製の階段を駆け降りる音、今度は息を切らしたメイクの濃い女性が目の前に立ち、ホントに飼ってくれるんだったら、この子にして!お願い!!なんと,お店の前で子犬を何時間も抱いていたらしい、ダンボール箱の中で体が一番小さくて仲間はずれになっていた黒い子犬だった。
そこの場所はナイトパブエックスの入り口階段前だ、たちまちメイクの濃いお嬢さんや素人のお嬢さんやらに囲まれてしまった。もう後には引けない、家内をどう説得するかぐるぐると頭の中が空回りしている。
そんな事情なんてかまわずに子犬の体温と香水の香りに説得させられて。コートのポケットの中には子犬が一匹入っていた。
心配しながら覚悟を決めて家のドアをあける、やはり、怒った顔の女性がいる。床に子犬を静かに置くとまだ目も開けきらずにいるのに家内の方に近寄っていく。怒った顔つきが困った表情に、すると踵をかえしコンロに向かい残りのスープを温め始めた。そして残り物のパンをスープに浸し子犬に与え始めた。子犬の勝ち!!と心の中で叫んだ!
そうして子犬は我が家の一員になった。名前はブレーン(略してブレ)。


次回第二章を書くつもりです。


最近のコメント